岩手の寒さは菓子作りに向いている

インスタグラムでガレット・デ・ロワの写真や、フェーヴが出て王冠をかぶって満足する人の写真などを見ていたらだんだんと気持ちが乗ってきてしまい、作らないわけにはいかなくなった(自分的に)。



王冠をかぶって満足する人の写真に言及したツイッター↓



本来は1月8日に食べるものだそうで、でも今は本国フランスでもよほどの敬虔なクリスチャンで、その日付も含めて正式な形で祝うという様な場合を除いては結構、いつでも食べているとの事。


実際、1月8日を過ぎた今でもガンガン新しい写真が投稿されてるしな。
インスタにも。



ビーガン仕様でパイ生地から作るかどうしようか様々なパターンを検討した結果、ちょっと、言っても初めてだし、最も簡単にできそうなバージョンでやってみようという結論に。
冷凍のパイシートを使って作ったよ。




すごい簡単で、冷凍のパイシートを伸ばして、丸く切って、アーモンドと卵と油と砂糖を混ぜたクリームを挟んで、模様付けて焼くだけ。

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模様。


あまりにもそれっぽいものができたのでこの時点でかなりわなわなした。
これ、ガレットデロワやないかい....みたいな。

前に住んでいた街の近所のパン店で買った事があるけれども、そこは言ってもかなりオシャレパン屋で、ガレットデロワくらいお手の物だったと思うので、それと同じカテゴリのものを今、自分で作っているという事に感動を禁じ得なかった。


この文様が、渦巻き系や、植物っぽい文様が一般的でほとんどがこのタイプみたいなんだけど、最初探しても探しても同じ様なのしか出て来ないからキレそうになって、本当はもっと、一富士二鷹三茄子や鶴亀の絵を描こうと思ってたんだけど(日本人なのだからガレットデロワといえども日本式のやり方で新年を祝うべきだと考えた為)、腰を屈めながらそんな繊細な絵をパイ生地に描く自信が無かったので、今回はおとなしくこの、オーソドックスな月桂樹の文様にした。


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途中膨らんで来たら、ドーム状にならないように鉄板を上から乗せましょう、という指示。
鉄板なんか家にねェと思ったけど、22センチ角形(そこそこ重い)があったので事無きを得た。

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ある程度焼き色が付いてきたら、粉糖を茶漉しで振ってオーブンに戻し、表面にテリを出します。








焼き上がりがこちら


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....ガレット・デ・ロワだ



何かそれっぽく仕上がったよ!!!!!
ビックリ!!!!!


岩手県が寒くて、お汁を作る時とかに鍋の水がなかなか温まらないなと毎日思ってて東北の暮らしを実感してるんだけど、パイシートが基本的に全然ダレて来ないのは逆にこの気候のメリットな。


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せっかくなので王冠も乗せてみた。
しかも、日本のガレットデロワなので、ちゃんとOrigamiだよ。
(表面に卵液を塗る時にパイ生地の断面に付くと膨らまなくなると脅されていたので、怖々とした感じの照りのエリア。)


フェーヴなのだが、フェーヴっていうのは、この菓子の中に一つだけ、陶器でできた小さな人形を入れて、切り分けて食べた時にその人形が当たった人は王様で、その一年は幸せが訪れるという言い伝えがあるらしいんだけど、ほら、危ないじゃない。
固いもの入れるの。
包丁のところにちょうど来たり、気付かないで噛んで歯に力がかかって折れる事もそうだし。
だから、アーモンドや南部せんべい(まさに岩手のガレットデロワに)、いちごチョコスナックなどをお店で物色したんだけどこれというものが見つからなかったので、今回は何も入れていないんだ。
食べた人全員が王様、全員が今年一年幸せ みたいな。


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焼いている時に結構強烈に立ち上る市販パイシートの香りで、これは.....と思ってたんだけど、焼き上がって少し冷えたら全体的に落ち着いて凄くいい感じに。
冷凍パイシートって便利だなおい。



今日の夜はだから、昨日作ったゴマ&餡ケーキ(まんじゅうケーキ)と、ガレットデロワをケーキバイキング形式で食べるよ。





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